小林陵侑(スキージャンプ)日本人初のワールドカップ王者!覚醒の秘訣は脳波にあった!?兄弟揃って活躍!父が指導?

https://www.instagram.com/ryo_koba/?hl=ja

こんにちは、管理人のツグミです。

スキージャンプ日本人初のワールドカップ王者になった、今、急成長中の小林陵侑選手が気になってます。

結果を出すために彼が取り組んで話題になっている「脳波」へのアプローチは一体どんなものなのか、個人的にかなり興味津々な内容なので、さっそく、色々と調べてみたいと思います。


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小林陵侑選手のプロフィール

https://www.ntv.co.jp/topics/articles/19hpaz2vjvhn8tc9tq.html

【名前】小林陵侑(こばやし・りょうゆう)
※個性的な名前ですが、父・宏典さんが名前の由来を下記の様に口にしています。

陵は小高い丘のイメージ。人に紛れても目標を見失うことなく、少し小高いところに立って取り組むべきことが見られるように。侑は助けるイメージ。自分がよければいいというわけではない
               https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/skijump/news/

【生年月日】1996年11月8日

【出身地】日本・岩手県八幡平市

【職業】スキージャンプ選手

【身長】174cm

【所属クラブ】土屋ホーム・スキー部

【兄弟】4人兄弟

【高校】盛岡中央高校

【両親】小林宏典・小林智子(お母さんは顔出し無し)

小林陵侑選手の笑顔は素敵ですね。
彼女の情報は見つけられませんでした。


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■小林陵侑選手のスキーとの出会い

小林陵侑選手がスキーを始めたのは3歳の頃だと本人がインタビューで語っています。

育った岩手県の八幡平市は雪が多くて、家の周りでミニスキーで遊んだのが始まりだったそうです。

家の前にジャンプ台が作られ、兄の潤志郎(じゅんしろう)が飛んでいたのを、見よう見真似で始め、板を履いて本格的にやり始めたのが小学3年生。

TEAM TSUCHIYAのHPでは5歳から、ジャンプは小学1年生からと記載されています。
どちらにしても、幼少の頃からスキーに慣れ親しんだのは間違いないですねw

中学校までは複合もしていたそうですが、ジャンプ1本に絞っています。
高校卒業後の2015年4月に土屋ホームに入社。
監督も兼ねた葛西紀明選手に沢山の事を学んだそうです。

■小林陵侑選手の成績

https://www.instagram.com/ryo_koba/?hl=ja

●2012年2月
・全日本中学校スキー大会で、ジャンプ&複合の2冠を史上2人目として達成。

●2015年3月
・宮様大会ノーマルヒル少年の部で優勝。大人の優勝者のタイムを上回る。

●2016年
・ノルディックスキージュニア世界選手権・ジャンプ個人3位
・ノルディックスキージュニア世界選手権・ジャンプ団体3位

●2018年平昌オリンピック
・個人ノーマルヒル7位
・個人ラージヒル10位
・ラージヒル団体6位

●ノルディックスキー世界選手権
2017年ラハティ大会
・ラージヒル団体7位

2019年ゼーフェルト大会
・ノーマルヒル個人14位
・ラージヒル個人4位
・ラージヒル団体3位
・ノーマルヒル混合団体5位

●スキージャンプ・ワールドカップ

2018-2019年
・ヴィリンゲン・ファイブ総合優勝
・Raw Air総合優勝
・プラニツァ7総合優勝


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■小林陵侑・ワールドカップ総合優勝&ジャンプ週間総合優勝で県民栄誉賞を贈られる!

https://www.iwanichi.co.jp/2019/05/09/319703/

●2018-2019年
・スキージャンプワールドカップ総合優勝

日本人の男子の中で史上初めての優勝を飾っています。
欧州勢以外で総合優勝を果たすのも、男子では史上初の快挙です。

https://www.instagram.com/ryo_koba/?hl=ja

●2018-2019年
・ジャンプ週間総合優勝

ジャンプ週間でも、日本人初の優勝をしていますが、4戦4勝での総合優勝も史上3人目の快挙だそうです。

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2018-2019年のシーズンに入り大きく覚醒しているのが分かります。
これは、緊張を上手くコントロールできた事が結果につながっているようです。

今回、これらの成績を残した事もあり、県民栄誉賞の表彰状も受け取っています。
この表彰式にはご両親も出席しています。

小林陵侑選手はこの表彰式で下記の様に言っています。

皆さんが応援してくれたからこそ、世界一になることができた。栄誉ある賞を頂けてうれしい


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小林陵侑選手の家族

小林陵侑選手はご両親と4人兄弟の家族です。
上に兄・姉、下に弟がいます。

■4人兄弟・揃ってスキージャンプの選手

兄・小林潤志郎

https://www.instagram.com/junshirokobayashi/?hl=ja

【名前】小林潤志郎(こばやし・じゅんしろう)

【生年月日】1991年6月11月

【家族】一般女性と結婚・犬

【所属クラブ】雪印メグミルク・スキー部

【競技成績】
・2015年ファールン大会ラージヒル団体4位
・2017年ワールドカップ初優勝
・2019年ゼーフェルト大会ラージヒル団体3位

姉・小林諭果

https://woman.chintai/article/research/0622_hitorigurashi-samishii_ss1/

【名前】小林諭果(こばやし・ゆか)

【生年月日】1994年5月16日

【好きなタイプ】AAA西島隆弘

【所属クラブ】CHINTAIスキークラブ

【競技成績】
・2015年冬季ユニバーシアード個人・団体で銀メダル
・2017年アルマトイ大会個人で銀メダル・団体で金メダル

メッチャ可愛くないですか?
タレント活動とかも出来そうですよね♪
リノベの物件に一人暮らしみたいですね~

弟・小林龍尚

https://www.instagram.com/tatsunao_koba/

【名前】小林龍尚(こばやし・たつなお)

【生年月日】2001年8月10日

【学校】盛岡中央高校

【好きなアイドル】欅坂46

【競技成績】
・2019年男子スペシャルジャンプ2位

上の2人の兄たちに似ていますね!
陵侑選手の現在の活躍に刺激を受けているそうです。

兄を超えるのは自分しかいないと思っている
                  https://www.nikkansports.com/sports/news/201902090000597.html


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■父・小林宏典の子育て


http://www.iat.co.jp/blog-kishi/
※永井選手はノルディック複合の団体4位入賞で、小林宏典さんは恩師です。

兄弟全員がスキージャンプの選手で、それぞれが成績を残しているって凄い事ですよね!
そんな子供たちを指導していたのが、お父さんの小林宏典さんです。

宏典さんは中学校の教師です。
クロスカントリーの指導者でもあり、一緒にクロスカントリーをやりたかったので、潤志郎さんが1歳半頃にはクロスカントリーの板を履いて家の周りを回っていたんだとか。

それが何故、4人共、スキージャンプへ進んだんでしょう?
その原点は、宏典さんの故郷、北海道で作る雪の滑り台が原点だったようです。

家の前に作ったお手製の3メートルのジャンプ台を飛ぶうちに、陵侑選手も保育園・年中で20メートル程度のジャンプ台から飛ぶ事ができるようになっていたそうです。

週末は家族で秋田の花輪スキー場や北海道、長野の大会に遠征するなど、子供のための投資は惜しまなかったようです。

https://www.instagram.com/ryo_koba/?hl=ja
※遠征中の車中?

遊びを取り入れながら、体幹を鍛えるために鬼ごっこをしたり、三半規管を鍛えるためには回転をつけた「高い高い」を小さい頃からしたりと工夫しています。

潤志郎さんが小6の時にスランプになった時も、あえて試合のビデオを見せて現実を受け入れさせたりしています。陵侑選手も高梨沙羅選手に敗ける日々だったとか。

そんな子供たちのスランプ脱出のために、宏典さんも沢山の指導者に会い勉強しています。
その頃から自ら「考えさせる」ようにした事で、それ以後、兄弟は考える力をつけ躍進を続けています。

指導する側も常に学ぶ事が大切なんだと言う事がわかりますね。


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「脳波」コントロールって何?

https://www.nhk.or.jp/sports-story/detail/

脳波のコントロールはニューロフィードバックと呼ばれ、ニューロセラピストで陵侑選手のメンタルトレーニングを務めている林愛理さんが、「理想的な脳の状態」に近づけるためのトレーニング法の一種だと言っています。

陵侑選手がワールドカップで1勝も出来なかった頃の原因は、強い緊張感を持っていた事をあげています。

彼はジャンプ前に緊張から大量の汗をかき、思考力も下がってしまうので、2回のジャンプを安定させる事が出来ずにいたようです。

ベストなパフォーマンスを出すには高い集中力が求められるので、「脳波」を測定し利用するメンタルトレーニングを、2018年5月から取り入れ結果を出しています。

■脳波・トレーニングとは?

このニューロフィードバックと言うトレーニングは、欧米で60年以上も歴史があり臨床応用の研究がされてきています。

日本ではまだ馴染がありませんが、トップアスリートのパフォーマンス向上などに取り入れられています。カナダ冬季五輪チームで国家プロジェクトとして取り入れたり、サッカーの名門ACミランでも活用されています。

又、うつ病、ADHD、不安障害、PTSD、広汎性発達障害を持つ人の症状緩和や、健常者の運動、学習能力の向上に役立つトレーニングとされています。

林愛理さんが代表を務めるスタジオでは、先ずは最新の特殊な機械で脳波を計測し解析します。通常は1箇所~4箇所で解析するところ、19箇所から脳波を解析しています。
より詳細な脳波の状態を解析できるそうです。

睡眠中に出るデルタ派、活動的なベータ波、ボーっとしている時のシータ波、リラックス時のアルファ波、認知機能に最適なガンマ派など5種類程度を測定。

ちなみに、脳波の状態がシータ波やアルファ波が勝っていると、右脳的能力が発揮され、集中力が高くなるそうです。

陵侑選手の場合は、活動的なベータ波が多く出ているので、緊張しやすかったようです。
それをもとにバランスを整えるためのトレーニングをしています。

https://www.nhk.or.jp/sports-story/detail/

実際には、脳波測定後に状態にあわせたトレーニングが決められ、上記のようなモニター画面のゲームを利用してトレーニングするんだとか。

脳波のバランスを整えるために、画面上の鳥が的に向かって飛んでいます。
緊張状態のベータ波が弱まるとこの的を通り抜けられる仕組みになっています。

そのための呼吸法、視線の置き場で、ベータ波が弱まる状態を実際にゲームを通して繰り返し体験し、定着させていくトレーニングをします。

10~40回程度繰り返す事で、自らベストな脳波の状態を作り出すことができるようになるそうです。

結果を求められるアスリートは勿論、ここ一番の実力を発揮させるために、こんなトレーニングも有効的かもしれませんね。

アスリートじゃなくても、誰にだってここ一番、実力を発揮したい時は沢山あります。モチベーションを上げたいとか持続させたいとか、自由にコントロールできたら嬉しい事です。

もっと頭がフルに働いたら~アレもコレもできちゃったりして、個人的には凄く興味津々でした。

★「NFBスタジオ横浜」
 (ニューロフィーロバック・トレーニング)
代表:林愛理
アクセス:神奈川県横浜市中区長者町4-10-8
診療時間:平日9-18時(完全予約制)
NFBスタジオ横浜・HP


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小林陵侑選手のまとめ


https://chintaiski.com/jimotokisei/

小林陵侑選手は、スキージャンプの選手です。
4人兄弟の3番目で全員がスキージャンプの選手で、それぞれに結果を出しています。

ご両親も含めた家族のLINEでやりとりしているそうです。
画像からも仲のよさを感じますね。

父の宏典さんがクロスカントリーを一緒にやりたくて、小さい頃から板を履いて遊んだり、家の前にお手製の3mのジャンプ台を作り、子供達はそこで遊びながら練習を始めています。

陵侑選手は、2018-2019年シーズン・ワールドカップで日本人男性初&欧州勢以外の男性で初の優勝や、同シーズンのジャンプ週間優勝を4戦4勝で総合優勝と言う史上3人目の記録を次々と出し、今やジャンプの世界では時の人です!

結果を出すために、自分の弱点である本番に感じる強い緊張感も、去年から「脳波」をコントロールするメンタルトレーニングを取り入れた事で見事に克服しています。

陵侑選手の益々の活躍を期待したいと思います♪

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