防災の日はいつ?制定された理由は?二百十日とは?

こんにちは、管理人のツグミです。

今月は色々な風習がある月なので、1つずつまとめたいと思います。

【9月の様々な行事・風習】
・1日は防災の日
・17日は敬老の日
・23日は秋分の日
・24日は十五夜(中秋の名月)


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防災の日とはいつ?何故、制定されたの?

9月1日は「防災の日」です。

「防災の日」が内閣で制定されたのは、昭和35年でした。
9月1日に制定された理由は、大正12年に発生した関東大震災を教訓としています。

関東大震災は、亡き祖母が小さい時に体験した巨大な地震で、昼間に発生した事により、火災が原因で無くなった人も多く、言葉が出ない光景だったと言っていました。建物の倒壊で亡くなった有名人もいたそうです。

つい先日も北海道で震度7の地震が発生したばかりで、死者は44名も出ました。
私の親族や友人、知人にも北海道に住んでいる者がいるので、心配でテレビから離れる事が出来ませんでした。幸い全員が無事だったのでホッとしたばかりです。

たまたま、地震の直後に目が覚めていたので、直ぐに親族に電話をすると、1人は直ぐにつながりましたが、携帯も固定電話も両方つながらない親族もいて、連絡が取れない状況でした。

連絡が取れないと心配だけが募るものです。「伝言サービス」などもありますが、とっさの時はお互いが動揺していますので、なかなか活用出来ないものだと痛感しましたし、相手が歳をとっている場合は連絡方法が限られるので尚更です。

二百十日とは?

二百十日(にひゃくとおか)とは聞きなれない言葉です。

これは、二十四節気の1番目の「立春」から数えて、ちょうど二百十日目頃にあたる9月1日の事をさしています。この日は台風などの災害が発生しやすい日のため、この時期の農家は、多くの地域で稲の開花時期ともあたるので、昔から警戒されてきたそうです。
※二十四節気とは、1年を24等分して季節を表す名前がつけられている。

二百十日は、農家にとって三大厄日の1つとされていると、実家が農家だった祖母からそんな話を聞いた記憶があります。

今年の三大厄日
・9月1日「二百十日(にひゃくとおか)」
・9月10日「八月朔日(はちがつさくじつ)」
・9月11日「二百二十日(にひゃくはつか)」

三大厄日は過ぎましたが、夏の高気圧の勢力が弱まっても海水温はまだまだ高いですし、秋雨前線を刺激する事から、9月は8月に次いで水害も多く発生しています。実は9月の台風上陸は8月より多いそうです。

先日も台風21号の上陸で、関西空港は冠水し連絡橋がタンカーによって壊れ、3千人と言う多くの人が足止めにあいました。そして過去の統計から見ても、9月16日、9月26日は被害を出す台風の上陸が多い日だそうです。昭和34年に発生して多くの死者を出した「伊勢湾台風」もこの時期だったので、これ以上何事もなく無事に過ぎるのを願うばかりです。


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まとめ

<いざと言う時のために>
・家族との連絡方法を確認しておく
・避難ルートや避難場所の確認
・電機、ガス、水道などライフラインが復旧するまでの非常用備品の確保をしておく
・最低限の現金を準備
・小さなお子さん、介護が必要な人、ペットをどう対応するか決めておく

温暖化の影響もあるのでしょうか、地震や水害なども多くなってきているように感じます。先日の関西空港で足止めにあった人の中には、海外の旅行者も沢山いたそうです(自分自身が海外にいる可能性もありますよね)。言葉の壁もあるでしょうし、アナウンスが行き届かなかった事で、丸一日何も口に出来なかった人もいたそうです。

とっさの時、人は冷静な判断に欠ける事が予想されます。水圧でドアが開かない!エレベーターの中で止まったら?地下にいたらどこに逃げるの?車で流されたら?生まれたばかりの赤ちゃんや、介護が必要な人をかかえていたら?ペットはどうするの?どれも考えたら対応に苦慮しそうな恐い事です。

テレビでも取り上げられていましたが、電機やガスが普及する前にブレーカーや元栓を閉めておかなかった事で、ショートして火災が発生したり、ガス爆発するなどの二次災害も意外に多いそうです。

一瞬の判断が生死を分ける事さえあるので、災害時では油断は禁物ですね。日頃から防災の知識を得ておいたり、家族の状況によって必要な物が違うでしょうから、各家庭にあった非常用備品や食料品の準備をしておくのは、精神的にも安心ですし、大切だと思います。

これまでの災害を教訓にして、せめて1年に一度は防災について家族できちんと確認しておくのもいいんじゃないでしょうか。

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