「七五三」とは?いつ頃するの?服装や写真、お参りは?

こんにちは、管理人のツグミです。

本日、10月2日のお誕生日を迎える目立った有名人に、浜崎あゆみさん、山瀬まみさんがいます。このお二人は、ジャンルが違いますが個性的で才能豊かな人達ですね。

「七五三」とは?いつ頃するの?

2018年度の七五三の日は11月15日(木)です。
ちなみに今年は「大安」です。

■「七五三」とは?

さて、「七五三(しちごさん)」とはなんでしょうか。

昔は、小さな子どもの死亡率も高かった事もあり、旧暦の11月15日で1681年12月24日に、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉の長男の、徳川徳松の5歳の健康を祈念したのが始まりとされています。そのため、関東から始まった風習ですが、大阪や京都でも行われ、次第に全国へと広まっていきました。

本来、「七五三」は、七歳、五歳、三歳に別々に行われる行事でした。
奇数が縁起の良い数とされた中国の影響からです。

●3歳(満2歳の数え年)
「髪置きの儀」として、女児が行う。(江戸時代は3歳まで髪を剃る習慣があり、終了する儀式だった)

●5歳(満年齢4歳の数え年)
「袴儀」として、男児が行う。

●7歳(満年齢6歳の数え年)
「帯解きの儀」として、女児が行う。(大人の帯と同じ帯を結び始める儀式)

現代では、「七五三」と言うと、男女を問わずに3回共行う方も多くなっています。
各年齢になると、産土神社に子供の成長の報告や感謝、祈願を行いに行くのを、「七五三詣で」と言います。

■いつごろするの?

旧暦の15日は、古代の中国で季節を定める方法として、月や日の吉凶を占うようになった、「二十八宿(にじゅうはっしゅく)」の「鬼宿日」に当たりました。これは、『鬼が出歩かない日』と言われ、「二十八宿(にじゅうはっしゅく)」の中で万事に於いて大吉で、一番良い日です(ただし、婚礼は凶)。

現在では、11月15日に必ずしないとならないと言うものではないので、日付にこだわるよりも、その時期の休日に合わせたり、それよりももっと早く、1~2か月前からする家庭もあります。一番良いのは、ご家庭の事情に合わせて日にちを決定するのが良いでしょう。

「七五三詣で」の服装や写真撮影は?

服装は、それぞれの家庭の環境によっても大きく違ってくるのではないでしょうか。少子化の現代では、着物でお祝いをしている人を見かける事も多いかも知れませんが、「七五三」の全てをする場合が多くなっているので、歳によって着物と洋装でわける人もいます。

例えば、3歳の時に数え年でする場合は、お子さんが小さいので、着物より負担の少ないワンピースタイプのドレスにしたり。5歳は男児は袴ですが、女児がする場合はドレスを着用したりします。7歳は女児は着物、男児は小学校入学時に使用するスーツにする事が多かったりします。

又、記念の写真を撮る場合は、写真館のキャンペーンで、色々な内容のものが出ているので、それらを利用して、両方着用するお子さんもいます。

両家の祖父母がどう関わるかでも、当日のお子さんのお世話の手や、予算の額が増えたりする場合が多いのですが、遠方や祖父母の健康状態によっても変わってくるので、はやりそれぞれの家庭で状況は変わってくるのではないでしょうか。

写真撮影のパックにも、「お参り当日」+「写真撮影」が別日にする事もできたりします。
着物をご自身で準備する場合などは、若干パック内容が変わる事もあります。
何れにしても、ご家庭にあうように決めるのが一番だと思います。

千歳あめ

「七五三」と言えば、「千歳飴(ちとせあめ)」を子供に持たせますが、これは、子供の長寿に願いを込めて、「千年」とか「長い」と言う意味があり、細長い形をしており、紅白も縁起の良い色にしています。又、「千歳飴」の袋にも鶴亀、松竹梅、などの縁起の良い図柄に書かれています。

まとめ

・「七五三」は、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉の長男の、徳川徳松の5歳の健康を祈念したのが始まりとされています。

・3歳「髪置きの儀」、5歳「袴の儀」、7歳「帯解きの儀」として、別々の行事だったが、「七五三」として1つの行事として行う事が多くなった。

・「七五三詣で」は、産土神社などに、子供の健やかな成長の報告や感謝、祈願に行く事。11月15日でなくても、1~2か月前から都合の良い日に合わせてして良い。

・着物か洋装か数え年でも、満年齢でも、お子さんやご家族の状況から、各家庭の状況によって決めている。

・記念写真を撮影する事が多い。写真館のパックなどを利用して和洋両方で残す事も多い。

・「千歳飴」は縁起を担いだ親の願いが込められている。

個人的には、数え年でするか、満年齢でするかは、お子さんの身体の大きさや性格も考えた方が良いと思います。ぐずる事もありますし、満年齢ですると可愛らしさを逃してしまう事もあります。3歳の時は息子はスーツ、娘は着物でした。5歳の時は息子は袴、娘は入学時兼用のワンピースでした。7歳の時は息子は入学時兼用のスーツ、娘は着物でした。

写真は前撮り、当日撮り、後撮り、色々ありましたが、祖父母の都合もあり、全て当日撮りにしましたが、正直慌ただしかったです。親の服装も子供に合わせて変えましたが、7歳の娘の時だけゆっくりと着物が着れたのが良かったです。

自撮りはホテルの庭園とかにすると、見た目が良かったですよ。ホテルの会食も考えましたが、混雑時期は特にお値段未満に感じて、コスパの良いオシャレなお店を別にチョイスしました。家族には好評でした。

意外に大変だったのが、写真選びです。アイドルの様に沢山撮ってくれますが、選ぶのは購入する分だけなので・・・。そして、祖父母への焼き増しや、着物をレンタルするか購入するか、誰が買うかなどもトータルで考えて予算をあらかじめ組んでおいた方が無難です。

一番大事な「七五三詣で」で、産土神社へのお玉串に当たる「初穂料(はつほりょう)」の相場は、3千円から1万円だと思いますが神社で金額が決まっている事もあります。相場より子供の幸せを願って詣でるので、気持ち良く納められる金額が良いですね。

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