「立冬」はいつ?どんな意味がある?季節の花や過ごし方、食べる物を知ろう!

こんにちは、管理人のツグミです。

今日、お誕生日を迎えるのは、タレントの麻木久仁子、俳優の高良健吾さん達です。
この日の生まれの人は、好奇心旺盛で、新し物好きな人が多いようです。

さて、ここのところ夏日和が数日続いた地域もありましたが、11月7日から「立冬」に入っていますので、やはあり朝晩は冷え込みを感じるようにもなりました。さて、この「立冬」について調べたいと思います。


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「立冬」はいつ?どんな意味があるの?

「立冬(りっとう)」と読みます。

2018年の「立冬」は11月7日~11月21日です。

「立冬」とは、一体なんでしょうか?

二十四節気といって、一年を二十四等分にして、一節気を15日間とし、その季節に合った名前がつけられていますが、その中の19番目にあたり、次の「小雪(しょうせつ)」までの間のことを言います。

立冬は11月7日頃にあたりますが、太陽の動きに合わせて二十四等分しているので、日付は多少変動がります。

この頃は、冬になる最初の節気で、日差しが次第に弱くなり、冬の気配を感じ始めます。

大地も凍り始め、朝晩に冷え込むことも増えてきますので、体調を崩しやすく風邪をひいたりする人もいるかも知れませんので、体調管理に気を付けたい時期でもありますね。


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「立冬」の季節に咲く花は?

中国では、「七十二候(しちじゅうにこう)」といって二十四節気をさらに5日ずつ「初候・次候・末候」の3つに分けたものがあり、天体や動物、植物などの変化を短文にしています。

中には実際に有り得ないような内容が短文になっていることもあります。

そのため、日本では江戸時代の易学者・渋川春海たちによって日本に合うように改定されています。

七十二候

●初候(しょこう)11/7~11/11
山茶始開「つばき はじめて ひらく」
山茶花(さざんか)が咲き始めます。

個人的には、この山茶花(さざんか)と椿(つばき)の違いがイマイチ分かりませんでした。どっちも同じように見えるんですけど、決定的に違うのは、咲いている時期が違いました。

山茶花の開花時期が10月~12月ですが、椿は12月~4月なので、かぶるのは12月だけです。
※七十二候は中国で考案されたものなので、日本の植物の開花時期と多少ズレがある場合があります。

次に葉が散る時ですが、山茶花は花びらから散り、椿は花の首から落ちていきます。

●次候(じこう)11/12~11/16
地始凍「ち はじめて こおる」
大地が凍り始めるころで、夜間の冷え込みが強くなる。

●末候(まっこう)11/17~11/21
金盞香「きんせんか さく」
水仙の花が咲くころ。春に咲く「金盞花(きんせんか)」と文字が同じですが、黄色い冠を金の盃としています。


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「立冬」に食べる物や過ごし方は?

「亥の子もち」を食べて無病息災を祈る!

「立冬」と言うことで、広く残っている特別な行事はありませんが、日本では平安時代に「亥の子の祝い(いのこのいわい)」と言って、旧暦の10月で現在の11月の亥の日に、イノシシにみたてたお餅を食べて、健康や子孫繁栄の祈っていました。

この行事は、特に西日本では盛んなようで、子供たちが「亥の小唄」を歌って、石で地面を突いて回るそうです。石で地面を突くのは、悪い物を祓う意味があるんだとか。

その時に、子供がやって来きたら「亥の子もち」と言うものをあげるそうです。まるで、ハロウィンのようだなーと思いました。

個人的には、ハロウィンの時期になると、渋谷で若者が仮装して騒いでますが、石で地面を突いてお祓いするような、仮装行列をしたら面白そうな気がしますが。

「亥の月の亥の日」の火入れで火災厄除け!子孫繁栄を願う

陰陽五行からみた「亥」は水性にあたるため、江戸時代などでは、火災などの厄除けになると信じていたので、「亥の月の亥の日」を選んで囲炉裏に火をいれたそうです。

これからの時期は乾燥しがちで、火災が発生すると大きな災害になりやすいので、日を選んで火を入れるのも良いかも知れませんね。


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「立冬」餃子を食べる?カボチャは?

中国ではこの時期に餃子を食べる風習があるそうで、これは中国の各地域によって変わってくるようですが、北方などでは餃子を食べているそうです。※ちなみに、南方は鶏肉や魚を食べる。

この時期は耳が冷たく凍傷になりやすいので、耳を守るために、その形ににている餃子を食べたんだとか。

我が家も先日、100個の餃子を作って食べたので、この風習に沿って過ごした事になるかしら?と思ったりしてw

カボチャを食べるイメージもありますが、それは「冬至」の方が多いかも知れません。

カボチャ自体の旬の時期は、実は4月~9月ごろです。夏の野菜なんですよね。

余談なんですが、それで思いだしたのが、私が子供をその時期に出産したことがあり、母親に毎日、カボチャとナスの料理をねだったのを思い出します。

何故か食べたかったんですが、カボチャは栄養価が高いですし、ナスも同じで、特に水分が豊富で、カリウムは利尿作用でむくみを解消し、コリンは糖質などをエネルギーに変えますから肥満防止にもなったりします。

そんなことを意識していませんでしたが、身体は自然に産後の体のバランスを調節したかったのかも知れません。

立冬からは寒さが増すので、保存がある程度できて栄養価の高いカボチャも重宝されたので、この時期に口にしているんでしょうね。


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中国「立冬補冬 補嘴空」ことわざ

中国で古くからある、ことわざに「立冬補冬 補嘴空」と言うものがあります。これは、立冬には旬の食材を温かく調理して、栄養を補給すると言う意味があるそうです。

つまり、白菜、大根、里いも、れんこん~この時期のお野菜を入れて鍋にしたり、煮物にしたりして食べると良さそうってことですよね。

個人的には、ちょっと辛い火鍋なんかも、汗をかきかき食べたら美味しそうだと思いました。

「立冬」はいつ?どんな意味がある?季節の花や過ごし方、食べる物を知ろう!のまとめ

立冬は二十四節気の19番目で、朝晩の冷えこみや、太陽の日差しの弱さなどから冬の気配が感じられる季節で、この時期は亥の子もちで無病息災を祝ったり、亥の日に火をいれたりする風習が関西方面ではる。

また中国の北方では餃子を食べる風習がある。旬の食材を使って、身体を温めるような鍋などを食べたり、栄養価が高く保存しやすいカボチャなどを食べて体調を調えたりするのが良さそうです。

国や地域によって、色々な風習が季節ごとにあって面白いなと思います。
そして、健康はやはり食生活からだなーと改めて思いました。

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