こんにちは、管理人のツグミです。
十五夜に向けて、月のパワーを頂くために、お財布を新調しようかな~なんて迷っています。
現在使っている物も気に入っていますが、白いお財布なのでどうしても汚れが目立ちます。新調しないまでも、せっかくのチャンスなので、日頃の感謝をこめて、汚れを綺麗にふき取って月のパワーもしっかり頂きたいと思います♪
今年の「秋分の日」と「お彼岸」はいつ!?
2018年度の「秋分の日」は9月23日です。
お彼岸は「秋分の日」を中日として、前後3日間で合計7日間を言います。
「お彼岸」は一年に2回、春と秋にあります。春は「春分の日」を中日として、前後3日間で合計7日間です。どちらも昼と夜の長さがだいたい同じになります。実際には日本では昼の方が若干長くなります。秋の場合は、この日を境に昼が次第に短くなり、秋の夜長と呼ばれるように、夜が長くなっていきます。
この「秋分の日」は毎年9月23日と言う訳ではなく、国立天文台が毎年作成する「暦象年表」に基づいて前年の2月1日に決定・公告されています。
「秋分の日」と「お彼岸」ってどんな意味があるの?
「秋分の日」は、昭和23年に国民の祝日として制定されました。祝日法では「先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」とされています。二十四節気でも16番目の季節の変わり目に辺ります。
春分と秋分の頃は、ちょうど太陽が真西に沈みます。西は、極楽浄土がある場所をもさしています。彼岸と言う言葉はサンスクリット語で「向こう岸」の意味でもあり、私たちが生活しているこの世を「此岸」とも呼ぶことから、「彼岸」は、あの世のことをさしているとも言えます。
真西に沈む事太陽を礼拝する時、阿弥陀如来が治めると言う極楽浄土に、人は自然に思いをはせた事が始まりのようです。その頃から仏教行事としても扱われていますが、あの世もさしていることで、亡くなった先祖を敬う、偲ぶと言う意味でも定着したようです。
ただし、この「お彼岸」と言う行事は、中国やインドには無く日本にしかないものだそうです。そのため民俗学的には、祖霊信仰からきているのではないかとも言われ、後から「彼岸」に結びついたもののようです。
現在は、多くの寺院で「彼岸会」などが行われ、参詣してお墓参りをし供養するのが一般的です。ちょうど3連休になるので、家族揃ってお墓参りがし易いかも知れません。
「秋分の日」と「お彼岸」に食べる物は?
お彼岸に食べる物と言えば「おはぎ」です。春の彼岸の時は「ぼたもち」を食べますよね。
この時期になると、祖母がもち米を炊いて小豆を煮るところから手作りするのですが、それを何時も楽しみにしていました。炊いて丸めたもち米をあんこやきな粉で包む横から、出来立てをパクパク食べるのを、祖母が笑って見ていたのを思い出します。
今の時代は、何時でも何処でも簡単に「おはぎ」を買う事ができますが、1年を通して、様々な行事を大切にしていた祖母のお蔭で、多くの事を学ぶ事ができたように思います。
そもそも秋分に食べる「おはぎ」と春分に食べる「ぼたもち」に違いはあるのでしょうか?
祖母が作る「おはぎ」と「ぼたもち」は同じような物でした。でも、きな粉やごま、ずんだ(枝豆)など、数種類作る事も多かったです。
但し、「おはぎ」の時はつぶあんで、「ぼたもち」の時はこしあんが多かった記憶があります。
この2つは基本的に同じ食べ物です。「おはぎ」の時期は萩の花が、「ぼたもち」の時期は牡丹の花が咲く事から、名前が変化して呼ばれているようです。
そして、「おはぎ」に使われる小豆の黒味をおびた赤い色に、魔除けや邪気を払う効果があると信じられ使われていたそうです。
まとめ
・秋分の日は9月23日頃で、国立天文台が毎年作成する「暦象年表」に基づいて決まる。
・秋分の日は、「先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」として国民の祝日となった。
・お彼岸は秋分の日を中日として、前後3日の合計7日間を言い、昼と夜の長さが同じになる。
・太陽が真西に沈む事から、彼岸から此岸へ通じやすいとも言われ、収穫の感謝も含め、先祖を供養するようになった。
・お彼岸に「おはぎ」を食べるのは、小豆の赤い色が魔除けなどの効果があるため。又、萩の花が咲く時期なの「おはぎ」と呼ばれるようになった。
春は種をまき立派に成長して収穫出来る事を願い、秋は無事に収穫できた事に感謝をする。そんな風に、日々の生活に自然に無事を祈ったり、感謝する風習や行事を大事に受け継いでいきたいものだとあらためて思います。