「十三夜」はいつ?読み方は?どんな意味があるの?

こんにちは、管理人のツグミです。

今日は、皇后さまの84歳のお誕生日ですね。蘭学者の杉田玄白さんのお誕生日でもあります。
この日の生まれは、魅力に溢れ、気配りの上手な強調性のある人です。

2018年の「十三夜」はいつ?読み方は?

2018年の「十三夜」は、10月21日(日)です。

読み方は「十三夜(じゅうさんや)」と読みます。

「十五夜」は旧暦8月15日ですが、「十三夜」は旧暦の9月13日で、新暦では10月の中旬から巡りますが、旧暦から新暦にあてはめるので、日付はその年によって変化します。

ちなみに、2019年の「十三夜」は10月11日です。

「十三夜」はどんな意味があるの?

「十五夜」と比べて、「十三夜」と言う言葉自体が聞き慣れませんね。
「十三夜」とはどんな意味があるのでしょうか?

中国から伝わった「十五夜」は、旧暦の8月15日(9月15日頃で年によって変わる)に月見団子を飾って祝う風習です。その1ヶ月後の、旧暦の9月13日頃にするお月見の事を「十三夜」言います。

これは日本独自の風習です。延喜19年(919年)頃に、宇多天皇が観月の宴を行った事が「十三夜」の始まりとも言われています。この頃にも月が綺麗に見えた事から「後(のち)の名月」とも言われていますが、この時期がちょうど収穫時期にあたり、栗や豆(枝豆)をお供えする事から「栗名月」「豆名月」とも呼ばれるようになりました。

「十五夜」と同じように月見団子やススキをお供えしましたが、収穫した栗や豆などを供えたりもします。

そして、「十五夜」と「十三夜」のどちらかしかお月見をしない事を「片見月(かたみつき)」や「片月見(かたつきみ)」と言って縁起が悪いとされました。

「十三夜」のまとめ

・「十三夜」は10月中旬~に巡り、年によって日付が変かする。

・中国から伝わった「十五夜」に対し、「十三夜」は日本独自の風習と言われ、宇多天皇が観月の宴を行ったのが始まりとも言われている。

・栗や豆(枝豆)の収穫時期に当たるので、「栗名月」や「豆名月」とも呼ばれる。又「後(のち)名月」とも呼ぶ。

・「十五夜」と「十三夜」の両方のお月見をしない事を「片見月(かたみつき)」、或いは「片月見(かたつきみ)」と言い縁起が悪いとされる。

個人的に不思議だなと思うのは、片方の月だけを見ると縁起が悪いと言う事。それを知ったのが最近なので、ずっと縁起が悪い事をしていた事になる。たまたまその年の「十三夜」を目にした事もあったかも知れないが、お供えものをしてお月見をする意識はなかったので、両方の月を目にしただけでも良かったのか!?

縁起を担ぐ事が好きな日本人が考えたんだろうか?何だか根拠が気になった。
個人的には、月には、昔から神秘的なパワーがあるとされ、利用されてきているので、そんな神秘のパワーを浴びたいものだ。

明日は全国的に晴れ間が広がりそうなので、「十三夜」を楽しんでは如何でしょう。

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