認知症とは?脳を鍛えて認知症から自分を守れる!?

こんにちは、管理人のツグミです。

今日も清々しい秋晴れですね。澄んだ青空が綺麗です。
それでも又、台風が発生したようです。比較的お天気が安定しているこの時期の発生なので、温暖化の影響なのかも知れませんね。


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認知症は予防できるの?

最近テレビで、若年性アルツハイマーなどの話題を目にする機会が増えていませんか。
自分ではどうする事もできない部分なので、気が付いた時には手遅れと言う事もあるので、せめて日頃から気を配ると言うのが大事なのかも知れませんね。予防対策は効果的だと言う医師が多いので期待したいものです。

10年近くも前の事ですが、あるデパートのトイレで、20代後半位の女性が、50代後半らしき母親を介護しているのを見た事があります。身体的に問題が無さそうに見えましたが、どうやら別の部分に問題を抱えているようでした。

鏡越しに見た母親は、体操服のような物を着ていました。母親のトイレを先に済ませるために個室に一緒に入った娘が世話をしていました。次に娘がトイレに入る時に、「お母さん、ここにいてね、何処にも行っちゃだめだよ。」と念を押してから個室に入っていき、トイレの中からも娘は母親に声を掛けていました。

その間、僅か2~3分だったと思います。最初は娘の入った個室の前にいた母親も、急に落ち着かない様子になりウロウロし始めました。何処かへ行くんじゃないかと、他人のこちらまで心配になって見守っていた事がありました。

見ただけで断言はできませんが、その時に私の頭に浮かんだのは「若年性アルツハイマー」と言う言葉でした。もしかしたらその方は、既に発症して普通に行動が出来なかったのかも知れません。

その母親はまだまだ見た目には若く、一見しただけでは問題があるようには見えず、20代後半の娘が目を離す事が既に出来ない状態になっている事が気の毒でなりませんでした。

私自身、身内にアルツハイマーを発症して、周りの身内が大変な思いをした記憶があるので人事にはとても思えず気になってしまいました。


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■認知症とは?

その事をすっかり忘れていましたが、最近、TVで「若年性アルツハイマー」の事が取り挙げられる機会が増えているので、せめて予防できたらと考える様になりました。

厚生労働省のHPを見ると、認知症について「いったん正常に発達した精神機能が、慢性的に減退、消失し、日常生活などが営めない状態」と書かれていました。

認知症と言うのは病名じゃないんですね。上記のように記憶・判断・認識する事に障害が出て社会生活を普通に送れなくなった状態の事を指すそうで、認知症を引き起こす原因の半数以上がアルツハイマー病だと言われているようです。

この病気は、脳の神経細胞が減少して、海馬などを中心に記憶を司る部分を含めて脳が委縮するんだそうです。

原因の1つに、アミロイドβたんぱく、タウたんぱくと言う異常なたんぱく質が溜まり出すことで、健康な神経細胞を変化させて、脳の働きを低下・萎縮させると言われています。

アミロイドβたんぱくが最初に溜まり始め、健康な神経細胞を傷つけ、「老人班(ろうじんはん)」と言う黒いシミを作りだします。その後、タウたんぱくが溜まり、神経細胞自体を死滅させてしまうんだそうです。

これによって、記憶障害が起き、人や時間、場所の認識が出来なくなったり、身体の不自由につながるようですが、進行する度合は個人差もあり、10年経っても普通に暮らせる人もいますが、できたら、そう言う状態になる前に予防していきたいものです。


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■認知症の種類

●アルツハイマー型認知症
異常なたんぱく質の蓄積で神経細胞の破壊や萎縮がおこり、記憶を司る海馬から始まるとされる。遺伝的要因や糖尿病との関連も。

●脳血管性認知症
脳の病気、脳梗塞や脳出血などの血管障害から、神経細胞の減少で発症。高血圧や糖脳病の人にリスクが高い。

●レビー小体型認知症
異常なたんぱく質であるレビー小体が蓄積し萎縮が起こる。70代以降の高齢者に多い。原因は不明。

●前頭側頭型認知症
前頭か側頭のどちらか、もしくは両方に原因不明の萎縮が起こる。人格、性格が極端に変化し乱暴になる傾向。65歳未満の発症が多い。

認知症は、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の2つが、全体の8割を占めている。

認知症予防のために出来る事って!?

アルツハイマー病にかからずとも、遅かれ早かれ、老化によってあらゆる機能は衰えていくものですから、その老化現象を少しでも遅らせる事ができたら良いですね。

今までは、脳の神経細胞は年と共に失われると思ってきましたが、最近の研究結果では、しっかりと脳を使えば増えると言う結果が出ているそうです。高齢化の現代には明るいニュースかも知れませんね。


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■アルツハイマー型認知症のリスクになりやすいものは?

●糖尿病

●運動不足

●喫煙

●うつ

●中年期高血圧

●中年期肥満

上記を見ると、自分自身で気を付けることができるものが多いと思いませんか。
日頃の食生活や規則正しい生活だったり、また運動が必要な事が分かります。

■脳に必要な3つの栄養

●炭水化物(ブドウ糖)
炭水化物に含まれる糖質が小腸で消化しブドウ糖になる。血流で全身へ。

●たんぱく質
体に必要な成分。不足すると機能低下。

●脂質
脳に必要な成分。脂質から出来るケトン体がブドウ糖に変わるエネルギーに。

3つの大事な栄養が十分に摂取できなければ、脳の神経の機能が衰え始めたり、また、血液循環が悪ければ十分に酸素が脳へと供給されなくなるので、老化の進行、病気へとつながるので、食生活や運動はとても大切だと言う事がわかります。

最近では、うつは脳の栄養不足からなると言うのはよく聞く話で、医師に診てもらった際に、食事指導とプラスして良質なサプリメントを勧められる事も多いようですし、医師のHPにもそのような事が記載されています。

食事をきちんとしているのに何故?と言う人もいるかも知れませんが、それは、最近の野菜に含まれる栄養素が昔と比べるととても低い事が原因だと言われています。そのために食事だけでは補えない部分は、サプリメントを有効に利用するのも手かも知れませんね。


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■認知症の予防のために

●生活習慣の見直し

●食生活の見直し

●適度な運動

直ぐに出来る事としたら、この3つではないでしょうか。多くの医師もこの部分を勧めています。そして脳を良い状態に保つためには、その働きを知って上手に生かして行く事が大事だと思います。

但し、この3つは、忙しいと不規則な生活になりやすく、食事もろくに摂れない、運動する時間が無いなど、日々の忙しさ、ストレス過多によっても簡単に崩れやすい部分です。

若い時はこの3つのリズムが崩れても、どうにか乗り切れる事が殆どですが、歳を重ねるとそう上手くいかない事が出てきます。現代では、年齢に関係なくバランスを崩して、肉体や精神にさまざまな影響が出てしまう方も多いので、認知症に限らず、脳や体のしくみを少しでも知って、バランスを調える事が大事だとあらためて感じています。

認知症のまとめ

・認知症の予防はある程度できそうですが、脳の仕組みを知って、生活習慣、食生活、運動など、日々の過ごし方が大切です。

脳の仕組みに関しては、まだまだ未知の部分が多くありますが、現在出ている情報を前提に、上記の内容を少しずつ見直しながら、出来る事から予防していきたいものです。

最近、カラオケの点数アップのために、モーツァルトなど色々な音楽を聴き始めていますが、歌を聴く、歌う事は脳に良く、認知症予防にも良いんだそうですよ。一石二鳥でしょうか(笑)

※予防に関しての詳細はその都度、記録として残す予定です。

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